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大学非常勤講師5「感じたこと」

みなさま、こんにちは。
合同会社Help Your Careerの山本弘和です。

大学非常勤講師シリーズは今回で5回目となります。
そして無事?に1年間の授業が終了し、成績評価をし終えました。

1年間やってきた中で感じた大変だったことを本日はお伝えしていきます。

目次

学生向けの授業と社会人向け研修の伝え方の違い

私は今の大学の授業をする前までは基本的に社会人向けの企業研修や大人向けの就労支援等を行っており、カウンセリング以外ではあまり大学生と関わることが少なかったことで、初めは大きな戸惑いがありました。
それは何かと言えば「伝え方」の違いでした。学生向けと社会人向けで全く伝え方が違うため、伝え方一つでも「あ~でもない、こ~でもない」と思いながら1年間授業を行ってきました。
そこで気付いたことを纏めていきます。

共通認識

大学生の場合は社会人と違い「共通認識」がないという特徴があります。
同じ大学で同じ学部や学科にも関わらず学生一人ひとり個性があり、勉強熱心な学生、アルバイトで疲れている学生、全く授業に興味がない学生等、本当に多種多様で、一つのことを伝えても理解できるレベル感も違います。
レベルを上げ過ぎると分からな学生が出るし、あまり簡単な言葉で伝えると優秀な学生は暇をするし、といった具合にどこに標準をあてるかが非常に難しいです。
個人的な見解では、熱心な学生に標準をあてて、やる気のない学生や話しを聞かない学生は致し方ないと思っています。
ただ距離感を図っている学生には、しっかり伝わるように歩み寄ってあげる必要あります。
そのためにはここで何を学びたいかを学生と「共通認識」を持つことにより、少しでも学生のためになる授業ができるようになります。

空気感

そして学生と社会人の大きな違いは「空気感」です。
社会人は変なことを言えば人事評価されるという背景があるので、9割以上の方は真剣に話しを聞いて研修を受講する傾向があるのですが、学生は単位を落とす可能性があるが気にしていない学生も多く、落とした際は別の授業で補えば良いと考えているのでしょう。そのため、ある意味腹が据わっているし、逆に言えば偉そうな学生もいるのは事実です。
ただどのような学生であれ、本人たちがどうしたいかが大事で「この先生から学びたくない」と思えば、授業を休んでも私はOKだと思っています。実際に私も学生の時は学びたくない授業は欠席していました。
そういった意味では学生は社会人と違って、学生全員が話しを聞いてくれると思っているとそうではないという「空気感」を知っておくことが大事です。

伝え方

何よりも一番難しかったのでが「伝え方」です。
あまり上から目線で話すと偉そうだと言われるし、下からだと自信なさげに見えるし良い塩梅が難しかったです。
私が1年間やってきて正解は出なかったですが、今の時点で辿り着いたのは授業中は丁寧語で話し、個人的に話すときはフランクに話すのが良いという結論になりました。
授業は先生というポジションなので、あまりフランクに話すと威厳がなくなります(私はあまり求めていませんが)。逆に常に畏まっていると学生からすると話しづらい先生となり、距離感が出来てしまい全く面白くなくなります。
もちろん大学側から求められていることがあるので、これが正解だと思っていません。ただ私が今年担当した中で感じたことです。

最後に合同会社Help Your Careerとは?

本日のブログはいかがだったでしょうか?
前期の授業を担当した学生には嫌な思いをさせた学生もいるだろうし、逆に後期は面白くない授業になったかもしれないし、試行錯誤の連続だなと日々痛感した授業だった。

さて私たち合同会社Help Your Careerは「あなたの次なる一歩へ」をコンセプトに仕事をしています。
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