企業研修講師1「気を付けていること」
目次
事前準備
まずは企業研修を行う上で大事なことは「事前準備」につきます。むしろ事前準備が研修の大きな部分を占めていると言っても過言ではないかと私個人では感じています。
実際にどのような事前準備かと言うと「ネタ探し、知識、見た目、再現性」が大事になってきます。
順を追って一つひとつ説明していきますね。
ネタ探し
事前準備で一番キーになるのがここです。実際にどんなことが受講生が困っていているかを想像することができるかできないかが本当に大事です。
その際に役立つ考え方は「ネタ探し=問題提起」です。少し難しい言葉で言えば一人ブでレーンストーミングをするのです。実際に実施するテーマが既に決定していて、どんな業種か分かれば、ぜひネタ探しをしてください。
「そんなこと言っても分からないよ」って方も多いかと思いますが、今はインターネットやコミュニティがある時代です。自分で調べて想像することはできるだろうし、もし知人でお客さんと同業種の方がいればインタビューをさせてもらい、一緒にネタ探しをするといったように、いくらでも手段があります。
ここのネタ探しができる範囲で出し切っておくと、研修中の咄嗟の意見でも反応できるようになります。
知識
研修を行うにあたって、やはり知識は外せません。一昔前では、気合いと気持ちでどうにか乗り切ったという話しはお聞きしたことは、今は情報が世の中に溢れています。間違った知識を伝えると受講生やお客さんからクレームになります。
そうならないためには日々、新しい知識をいつもストックしておくこと=勉強(読書やご自身で研修を受講しに行く等)し自己研鑽を忘れては、すぐに周り講師に追い抜かれます。
ちなみに私は読書をして知識を得ることが多いのですが、その際にロジカルシンキングという研修をするから、ロジカルシンキングの本を読むのはなく、少し考えて読む必要の本を読むようにしています。例えば推理小説です。小説の過程に注目して、そこを自分の頭の中で整理することでかなりのヒントはあります。
ぜひ一度、騙されたと思って試してみてください。
見た目
ここでいう見た目とは格好いいとか可愛いではなく、身だしなみと言った方が分かりやすいかと思います。
特に新米講師はジーパン、Tシャツ、サンダルで企業研修をするとおそらく引かれます。。。ベターにスーツで行くことをお勧めします。
また髭も気を付けたほうが気を付けた方が良いでしょう。髭は悪いというわけではないですが、苦手や不潔と捉える方は一定数います。
あなた自身がどう見られたいかということが大事ですが、相手からどう見えているかも意識しましょう。
再現性
最後にあげるのが再現性。一言でいえば「現場に戻って使用できるまで落とし込んでいるのか」ということです。これは非常に難しい問題で、研修内容のレベルが高すぎると受講生の学びになりません。
せっかく時間をとって研修受けているのなら、一つでも何かを学び取って現場で使えるようにして欲しいものです。
その際に私は最近から研修で導入しているのが課題提出です。実際に事前課題で困っていることを聞き出して、ネタ探しをして、事後課題で実際にどう生かすかを書いてもらっています。
文字化(見える化)することで受講生はやらないとという心理になり、現場でも実践してくれる可能性がグッと上がります。
最後にHelp Your Careerとは?
本日のブログはいかがだったでしょうか?
私は「あなたの次なる一歩へ」をコンセプトに仕事をしています。
もし下記の困っている企業様がございましたら、ぜひお問い合わせください。
・社内育成及び研修
・社員定着及び活性化
・社内コミュニケーション
・仕事へのモチベーション
・企業内問題把握
・コーチング
・社員面談
一度、無料(関西圏またはオンライン)で、ぜひお悩みや困りごとをお聞かせください。
あなたの会社を今から一歩踏み出す勇気を。