大学非常勤講師3「成績評価」
みなさま、こんにちは。
合同会社Help Your Careerの山本弘和です。
大学非常勤講師シリーズは今回で3回目となります。
大学非常勤講師をしている方々から直接コメントを頂いており、反響があり読者の方には感謝しております。
さて今回のテーマは「成績評価」についてお伝えします。
あくまでの私の主観となりますので、全非常勤講師が適用するかは分かりませんがご参考までに最後までお読み頂けますと嬉しいです。
目次
成績と評価
お金を頂いて学生に教える立場になると、必ず学生の成績評価をする機会があります。
その中で、春学期と秋学期だけの2回だけの成績を付ける大学もあれば、コロナ禍になり毎回レポートを評価している講師の方も多いのではないでしょうか。
その際に私が成績と評価をする際にどのように決めていることを本日はお伝えします。
特に心優しい講師の方には参考にして欲しいです。
(レポート)評価
先ほども記載しましたが、コロナが流行りはじめ授業はオンライン化が進み、それに伴い学生に毎回授業後にレポート提出を求める大学が増えました。
そこで私が毎回レポート提出の評価をする際に気を付けていることは2つあります。
1つ目は「毎回授業の前にフィードバックをする」です。
これはすごく大事で学生もなぜ自分の成績が5段階中4なのか?または2なのか?が気になっています。
そこを授業の前にじっかり時間を取って、全体の中で説明することが講師には必要です。一昔前まではただ教えるだけで良かったのですが、今は学生も知る権利があります。
ちなみに私は最初は気にしていませんでしたが、授業をやる中で大事だと気付きました。そうすることで学生から不信感はかなり拭えます。ぜひこれは実践して欲しいです。
2つ目は「評価する際は感情は入れない」
レポート採点で感情を入れて評価すると必ず不満が出てきます。人間誰しも頑張っている人に良い点数を付けたくなります。ただそれを学生のレポートすると愛想の良い学生に良い点数を付けしまし、逆に大人しい学生には目がいかなくなります。これは教育者として私はいかがなものかと思っています。
相手が小学生であれば良いのですが、大学生のほとんどは大人です。そこに感情を挟んで評価をすると不公平になります。学生も賢いので、そういった点はよく見ているので、レポート評価では気を付けたいポイントです。ちなみ私は平気で0点を付けます。
成績
こちらは春学期と秋学期のときにつける成績についてです。
これは学生にとっても非常に重要事項で「優(A)、良(B)、可(C)、または不可(D)」によって、留年するおそれや就職活動でも影響してきます。ここは慎重に成績を付けたいです。順を追って説明していきます。
まずは毎回のレポートだけの評価または中間試験があるのであれば、その点数だけで感情抜きの点数で付けます。この時に既にAの学生はそのままAで問題ないでしょう。
しかし問題はDの学生です。Dでも55点以下はそのままDで私は良いと思いますが、いつも授業は出席しているし、頑張って発言もしている学生は悩ましいところです。
もし感情を入れて評価するのであれば、ここです。半年間の頑張りの意味を込めてCにすることは私は賛成します。
ただ気を付けたいのは、嫌われたくないから、学生が怖いからという理由でCにするのは違います。
私は学生を子供して見ておらず、いち大人として接しています。その中で大学の先生が甘やかすと、社会人になっても甘えが生じます。それは今後、その学生のためにはなりません。そのためにも成績を付ける際に頑張っていなくて、レポートの出来も悪いのであれば、Dで問題ないと私は考えています。
最後に合同会社Help Your Careerとは?
本日のブログはいかがだったでしょうか?
割と思い切ったことを書いているので賛否両論があると思いますが、あくまでの私の思っていることです。
批判コメントはスルーしますが、ご賛同いただける方や興味ある方はまたお越しください。
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